「一里塚」と「里程標」の違い

一里塚(いちりづか)と里程標(りていひょう)は、 どちらも距離を示す目印ですが、使われた時代と単位が異なります。


一里塚は江戸時代の距離標識

・単位は「里」(一里=約4km)
・江戸幕府による街道整備の一環として設置された
・形は塚(土を盛った小山)に木を植えたもの

里程標は明治以降の距離標識

里程標は、一里塚が担っていた役割を引き継ぐ形で、 明治以降の道路に設置されるようになった距離標識です。

・石柱や標柱の形をしたものが多い
・里・町(尺貫法=しゃっかんほう)で表記されたものと、キロメートルで表記されたものがある
・「◯◯まで◯里」「◯◯まで◯km」のように、行き先と距離を刻む

里程標という呼び方自体が地域や資料によって幅があり、 「一里塚の後継」と単純に言い切れない面もあるとされています。


単位が変わった背景

日本の距離の単位は、明治以降に尺貫法から メートル法へと段階的に移行しました。

一里塚が「里」で距離を示していたのに対し、 里程標には尺貫法とメートル法が混在する時期のものが見られます。


まとめ

  • 一里塚は江戸時代・里を単位にした距離標識
  • 里程標は明治以降・里程標には里とkmが混在する時期のものがある
  • 単位の変化は尺貫法からメートル法への移行と関わっている

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