一里塚の見つけ方・現地での探し方

一里塚(いちりづか)は、塚そのものがそのまま残っている例が多くありません。

明治以降の道路整備で失われたものが多いため、 現地では別の手がかりを探すことになります。


手がかりになるもの

① 地名

「一里塚」「一里山」などの地名が残っている場所は、
 かつて一里塚があった可能性が高い

地図アプリ・地名一覧で「一里塚」を検索すると、候補が見つかることがあります。

② 石碑・案内板

・塚は失われても、記念の石碑だけが立っている例がある
・自治体が設置した案内板に、由来が書かれていることがある

塚そのものより、石碑・案内板のほうが見つけやすいことが多いです。

③ 街道沿いの並木・古木

・一里塚に植えられたとされる古木が、そのまま残っている例がある
・ただし現在の木が当時のものかどうかは、案内板の説明を確認する

事前の調べ方

① 自治体の文化財リスト・郷土資料を検索する
② 古地図(旧版地形図等)と現在の地図を照らし合わせる
③ 郷土史・街道歩きの記録(個人ブログ等)を参考にする

→ 古地図と現在の地図を照らし合わせて一里塚を探す方法

③は個人が発信している情報なので、 自治体の一次情報と併せて確認するのが確実です。


現地での探し方

① 旧街道と分かる道を歩く(現在の国道・県道と重なっていないことが多い)
② 道の両側を見る(一里塚は本来、街道を挟んで両側に1対で作られた)
③ 案内板・標柱を見落とさない

道の両側を意識するだけで、見落としが減ります。


見つからないときは

一里塚があったとされる場所に、何も残っていないことも珍しくありません。

・道路拡張で完全に失われた
・記録はあるが、正確な位置が特定できていない

その場合は、「かつてここにあったとされる」という前提で、 場所の記録として押さえておくのも1つの楽しみ方です。


まとめ

  • 塚そのものが残っている例は多くなく、石碑・案内板・地名が手がかりになります
  • 「一里塚」という地名が残っている場所は候補になります
  • 街道の両側を意識すると見落としが減ります
  • 事前に自治体資料・古地図で当たりをつけておくと確実です
  • 見つからない場合も、あったとされる場所として記録する楽しみ方があります

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