「マイルストーン」という英語と「一里塚」の関係
ビジネスの現場で「プロジェクトのマイルストーン」という言い方を 見聞きすることがあります。
この「マイルストーン(milestone)」は、 もともと一里塚と同じ発想から生まれた言葉です。
マイルストーンの語源
milestone は mile(マイル)+ stone(石)で、 1マイルごとに置かれた距離標識の石を指す言葉でした。
・古代ローマの街道に置かれた距離標石が起源とされる
・イギリスなどでは石柱型の距離標識として各地に残る
「一里ごとに置く」という発想は、 一里塚と同じ仕組みだといえます。
現代での使われ方
現在の英語圏では、milestone は距離標識そのものより、 「プロジェクトなどの重要な節目」という比喩的な意味で使われることが多い単語です。
・a major milestone in the project(プロジェクトの重要な節目)
・reach a milestone(節目に達する)
この使われ方は、日本語の「人生の一里塚」という比喩表現と 発想がよく似ています。
日本語と英語、それぞれの比喩の違い
| 一里塚 | milestone | |
|---|---|---|
| 元の意味 | 街道の距離標識(一里ごと) | 街道の距離標識(1マイルごと) |
| 比喩としての使われ方 | 人生・物事の節目 | プロジェクト・物事の節目 |
距離標識という実用の道具が、 時代を経て「節目」を表す比喩になった、という流れは共通しています。
まとめ
- マイルストーンは、もともと1マイルごとの距離標識を指す言葉だった
- 現代では「プロジェクトの節目」という比喩として使われることが多い
- 一里塚と発想が近く、日本語の「人生の一里塚」と似た使われ方をする