一里塚めぐりの始め方(旧街道歩きの楽しみ方)
一里塚の巡りかた、つまり一里塚(いちりづか)めぐりは、遠くへ出かけなくても始められます。
かつての五街道・脇街道は、今も生活道路として各地に残っています。 地元を通る旧道に、一里塚の跡がある可能性は十分にあります。
手順
① 自治体の文化財リスト・郷土資料を見る
「(市区町村名) 一里塚」「(市区町村名) 文化財 一覧」で探せることが多い
→ 石碑・案内板・塚そのものが残っているか確認する
これがいちばん確実な出発点です。
② かつての街道筋を歩く
・現在の国道・県道ではなく、旧道・旧街道と呼ばれる道
・宿場町の名残がある地域は、旧街道が残っていることが多い
→ 一里塚の見つけ方
③ 案内板・石碑をよく読む
塚そのものが残っていなくても、案内板や石碑だけは残っていることがあります。
・何という一里塚だったか
・榎(えのき)などの木が植えられていたか
・現在から何番目の一里塚にあたるか
説明文を読むだけでも、その街道の歴史が見えてきます。
記録の型を決めておく
最初に決めておくと、あとで整理しやすくなります。
□ 訪問日
□ 街道名(東海道・中山道・その他)
□ 現地の状態(塚が残る/石碑のみ/案内板のみ)
□ 案内板に書かれていた説明の要点
□ 読めなかった箇所・分からなかったこと
面白くなってくるポイント
複数の一里塚を見比べると、違いが見えてきます。
① 塚が現存しているか、石碑だけになっているか
② 街道によって、残り方の傾向が違う(→ 街道ごとの記事も参照)
③ 地域によって案内板の作り方・力の入れ方が違う
②に気づくと、街道ごとの歴史の違いが見えてきて面白くなります。
守ること
① 私有地に入らない
② 石碑・案内板に触れて傷めない
③ 所在地を無責任に公開しない
→ 立ち入りを誘発しないため
→ 写真の撮り方
遠方へ行くなら
街道によって残り方の傾向が違うため、行き先を変えると発見も変わります。
・東海道は整備・記録が進んでいる区間が多いとされる
・中山道は山間部に塚が残っている例がある
旅行のついでに1つ見る、という形が続けやすいです。 一里塚めぐりだけを目的にすると、移動が重くなります。
費用がかかる趣味ではない
・見るだけなら無料
・必要なのは歩く時間だけ
ただし遠方へ行くと交通費がかかります。
まとめ
- 地元の旧街道からで十分に始められます
- 出発点は自治体の文化財リスト・郷土資料
- 塚が無くても石碑・案内板の説明文は情報源になります
- 街道ごとに残り方の傾向が違うのが面白いところです
- 守ることは3つ。私有地・破損させない・所在地の公開
- 旅行のついでに1つという形が続けやすいです