「一里」は現代の何kmにあたるか
一里(いちり)は、およそ3.9km前後にあたるとされています。
なぜ「およそ」なのか
・「一里=36町」という尺貫法(しゃっかんほう)の単位換算がもとになっている
・1町がおよそ109mとされるため、36町=約3.9kmという計算になる
時代や地域によって単位の運用に細かな差があった可能性があるため、 「ちょうど4km」のような単純化はせず、「およそ3.9km前後」という言い方にとどめます。
一里塚の間隔と一致するか
・制度としては「一里ごとに塚を置く」とされている
・ただし実際の街道では、地形(坂・河川・宿場の位置)の都合で
間隔がぴったり一里になっていない区間もあるとされる
「一里塚=ちょうど3.9km間隔で正確に並んでいる」と考えるより、 「目安として一里ごとに置かれた」と理解するほうが実態に近いといえます。
現代の感覚に置き換えると
・大人の徒歩でおよそ1時間前後かかる距離とされる
・「次の一里塚まで歩く」というのが、街道を行く人にとっての一区切りだったと考えられる
現代人が旧街道を歩く際も、一里塚から一里塚までを1つの区切りとして 歩く旅の計画を立てると、ペース配分がしやすくなります。
まとめ
- 一里はおよそ3.9km前後とされています
- 尺貫法の「一里=36町」という換算がもとになっています
- 実際の街道では地形の都合で間隔にばらつきがある区間もあります