一里塚の木にはなぜ榎(えのき)が多いのか
一里塚(いちりづか)には、榎(えのき)が植えられた例が多いとされています。
なぜ榎が選ばれたとされているか
・成長が早く、大きな木陰を作れる
・根の張りが強く、塚の土を保持しやすい
・当時の街道沿いで手に入りやすい樹種だった
旅人の休憩場所として、また塚を長持ちさせる意味でも 都合がよい木だったと説明されています。
「江戸を"えのき"と聞き間違えた」という話について
・「余の木(よのき、他の木という意味)を植えよ」という指示を
「榎(えのき)を植えよ」と聞き間違えた、という逸話が知られている
この逸話はよく紹介されますが、確実な一次資料で裏付けられているとまでは このサイトでは確認できていません。話として広く知られている、という紹介にとどめます。
榎以外の木も植えられたか
・松・杉なども一里塚に植えられた例があるとされる
・地域の気候・入手しやすさによって、樹種に差があったと考えられる
「一里塚=必ず榎」ではなく、榎が多かった、という理解が実態に近いといえます。
まとめ
- 一里塚には榎が植えられた例が多いとされています
- 成長の早さ・木陰・根の張りが理由として説明されています
- 「聞き間違え」の逸話は広く知られていますが、断定はしていません