「一里塚」と「道標」の違い
一里塚(いちりづか)と道標(どうひょう)は、 どちらも旅人の助けになる街道沿いの目印ですが、示す情報が異なります。
一里塚が示すもの
一里塚は「起点からどれだけ進んだか」という距離を示す目印です。
・一里(約4km)ごとに置かれる
・進んだ距離の目安にはなるが、方向や行き先は示さない
道標が示すもの
道標は「どちらへ進めばよいか」という方向・行き先を示す石造物です。
・分かれ道や辻に置かれることが多い
・「右 ◯◯道」「左 ◯◯へ◯里」のように、行き先と距離を刻んだものもある
道標の中には距離も併記されているものがあり、 その場合は一里塚と役割が重なる部分もあります。
一緒に見かけることもある
分かれ道に一里塚と道標がどちらも設置されている例もあり、 「距離を示す一里塚」と「方向を示す道標」が 役割分担のように併存していたと考えられています。
まとめ
- 一里塚は距離の目印、道標は方向・行き先の目印
- 道標に距離が併記され、役割が重なる例もある
- 分かれ道では両方が設置されている場合もある